昇級審査(9/8)

今日は、昇級審査でした。
みんな緊張しているのか、集合時間よりかなり前からぞくぞくと集まってきました。(中には道場オープン時間よりも早く来てしまった子もいました(笑)。)
それぞれ稽古していましたがそのうち、今日手伝いに来てくれた先輩が、白帯の子たちを自主的にまとめて教えてくれました。

さて、今回は12名の白帯の子と3名の色帯の子が受審しました。
初めての審査会にみんなドキドキ!緊張がこちらまで伝わってきます。
普段はうまくできていることも緊張で硬くなったり、真っ白になったりと様々な顔を見せてくれました。それでもみんな一生懸命、元気よく頑張りました。今日まで本当に一生懸命稽古をしてきた子ばかりでその成果がしっかりと出ていました。

空手の技の出来もそうですが、それよりも何より成長を感じられたのが、今回受審者が多かったため、後ろに下がって座って待つ時間が長かったのですが、みんなしっかりと安座で静かに待っていることができました。このような何でもないことがしっかりできるようになっていることが本当の意味での成長だなぁ嬉しく思いました。
見学していただいた保護者のみなさんも、オープン間もなく先輩もいなく白帯の子だけで、誰のマネをしたらいいか、何をしたらいいか分からずいた状態をよく知っているので、たった数か月でお子さんたちがものすごく成長している姿をよく理解していただけたと思います。

色帯の先輩はさすがに技がしっかりしていて白帯の子たちも憧れの目で見ていました。
特にサポーターをつけての受け返しやスパーリングは初めて見る子もいて先輩のすごさを感じたようです。先輩たちも一段と頼もしくなっています。

本当に子どもたちは凄いです。これからこの子たちと一緒に稽古をしていくと思うと楽しみで仕方がありません。今回の審査でも話しましたが、審査で級が上がることは大きな喜びではあるけれど大した問題ではない、直ぐに帯が上がる子もいれば時間がかかる子もいる、その子たちの間には優劣はなく、単に一人の子どもの成長に合わせたタイミングを見極めて進級するだけのことなので、帯が上がったとか試合で優勝したとかいった結果に一喜一憂するのではなく、もっと大きな視野で子どもの成長をともに見守っていけたらと思います。

審査の後は子ども一人一人と保護者の方も一緒にお話をしました。子どもの感想やおうちでの様子、お母さんの思いなどいろいろな話が聞けて良かったです。本当はもっとたくさん話を聞きたかったのですが、審査全体の予定時間をオーバーしてしまい、一人一人の時間が少なく、ご迷惑をおかけしました。また別の機会にお話しできればと思いますのでどうぞ声掛けしてください。

11月の全日本空手道選手権の話もしましたが、生で見るとたくさんの刺激を受けます。ぜひ観戦してみてください。おうちの方で観戦に連れていくのが難しい人は先着5名(小学生以上のみ)に限り、引率して連れていきますので加藤まで問い合わせください。(引率希望の方は9/24土曜日までに申し込んでください。)