月曜日(11/07)全日本の興奮冷めず

全日本大会から一夜明け、興奮冷めやらぬ子どもたちが稽古に。
稽古の始まりに大会を観た感想を話してもらいました。
「トロフィーが大きくてすごかった」「上段廻し蹴りがすごかった」「胴廻し回転蹴りがカッコよかった」「サインをたくさんもらった」など、大会を観戦をした子どもたちに見に行かなかった子どもたちに感想を話してもらいました。
みんな興味津々で話を聞いていました。
ただ、優勝した人って?に「かぁ?かぁ、かぁ、かぁ、なんだっけ?」「たしか、か、何とか?」などはご愛嬌!
そのあときちんと「鎌田翔平選手」と教えました。(笑)
そして準優勝の髙橋佑汰選手の名前や上田幹雄選手、荒田昇毅選手もしっかり教えました。(笑)

さて、そんなこともあり、子どもたちは全日本ムード。
今日はミットやスパーリングの稽古を多めにしましたが、みんな頑張ていました。
相手の攻撃に後ろに下がっていた子も「昨日の試合で選手たちはどうやってた?」と声を掛けると一生懸命の前へ出ながら攻撃を出していました。
これも全日本効果です。
支部内交流試合も近いので「強いスパーリングやりたい人?」(まだうちは、軽めのスパーリングしかできない子ばかりです。)と言うと、みんな手を挙げて結構本気で戦っていました。
こういうところからやってみたいが出てきますね。
やはり、生で全日本みたいなレベルの高い試合を見せるとかなり変わります。

例えば芸術の世界でも上達させようとしたら一流の音楽なり絵画なりを見せるのと同じです。
今回観に行けなっ勝った人は次回はぜひ観戦に行って欲しいです。

取り敢えずは11/23の支部内交流試合です。他の道場では40人から50人を出していますが、上野毛道場からは5名の出場です。
それ故に上野毛道場が一丸となって選手の応援をしていきたいですし、試合ってどんなものか?また次に自分が出る試合ってこんな風にやるんだとイメージしてほしいです。
入場無料ですので是非たくさんの人に来てほしいです。

稽古後はみんなで掃除。
これも空手道場の良いところだと思います。
普通は月謝(月会費)を払っているのだから掃除はしなくて当然。スポーツクラブを見ればわかりますが、トレーニングのあと、きれいに掃除する人はどれくらいいるでしょう?
でもこれはトレーニングしている人や道場生に罪はありません。空手道場だからできることで指導する側が教えていたかどうか?そういう意識をもって生徒に当たっていたかということですね。

たまには一般部の稽古の様子も。
一級審査を目標にしている国際大会準優勝の堀井君が自分の基本稽古や型の見直しと指導補助のために来てくれています。
緊張しながらも前に出て親切に指導をしてくれます。子どもたちにもやらせる時がありますが、前に出ることってとてもプレッシャーです。また、その中で指導しているようですが、実は自分の技の見直しでもあります。
そして着実に進歩しています。(堀井君は時間より早く来て型の稽古などをしっかりやっています。)
休憩時間にもいろいろとアドバイスしてくれたり頼もしい限りです。

今日参加した人は全日本大会も観戦してくれました。
子ども同様、全日本モードでした。
受け返し、スパーリングの稽古をいつもより長めにすると、楽しそうに稽古をしていました。
稽古後もその話で盛り上がりました。
印象的だったのは興奮が冷めないので渋谷まで歩いて帰ったということです。
こんな風に夢中になれる、興奮できるって幸せですね。
自分も嬉しくてたまりません。

ぜひまた観に行きましょう!!