2017夏合宿(2017/07/29-30)

2017年7月29日~30日に恒例の城西世田谷東支部の夏合宿を「沼津ニューウエル・サンピア」で行いました。
上野毛道場は2回目の参加ですが、前回の2名から8名に増えて支部全体としては135名の参加となりました。

初日、ワクワクしながら上野毛道場に集合した参加者たち。バスの到着と同時に乗り込み予定通り出発。

多少の渋滞はあったものの比較的スムーズにバスは進み、車中では各道場生の紹介から今回の合宿でセミナーを行った大澤選手の試合のビデオを見たりする間にホテルに到着しました。

第一部の稽古が始まると田口支部長の号令の下、全員での基本稽古。
体育館の空気が引き締まります。

一気に汗が出てきます。基本稽古の後は第6回世界ウェイト制中量級チャンピオン、大澤佳心選手による技術セミナーが行われ実際に体験してみました。
大澤選手が実際に幾多の試合の経験に裏付けられた技術にはみんな感心していました。

その後は大澤選手や小林龍太選手などの育ての親、昭島道場の分支部長、真銅先生による戦うための体作りセミナー。どのようにして強豪選手の体は作られてきたのかを身をもって体験した参加者はかなりきつかったようです。しかも今回紹介した内容はほんの一部の導入部分で実際彼らはもっと大きな負荷をかけて行っているということに驚いていました。

一息ついた後は、各先生が担当するクラス分け稽古。
それぞれが自分の興味のあるクラスで汗を流しました。

そして全体スパーリング。
普段は違う道場で稽古をしている人同士が手合わせをしてお互いに刺激しあっていました。

夕食大人メニュー

夕食子どもメニュー

きれいに食べました。

稽古の後は、気持ちのいい温泉が待っています。そして美味しい夕食。食べきれるか心配になるほど量もたくさんありましたが、たくさん動いた後なのでしっかり食べました。

夜は今回で3回目になる大澤選手の講話。初めて聞いた人もいるでしょうが、第1回目の少年部の頃の話から第2回目の世界ウェイト制チャンピオンになる前の空手にかける思いなどの話、そして今回、チャンピオンになってからの話としっかりとストーリーになっていて1回目、2回目を聞き逃した人には音声が残っていたら聞かせてあげたいくらいです。

その後、大澤選手の乾杯の音頭で親睦会がスタート。
続いてみんなで花火大会。大いに盛り上がりました。
最後の最後で雨が降ってきてずぶ濡れになりましたが、おかげでもう一度温泉につかりました。

二日目は朝の5:45に集合です。心配していたお寝坊さんはいなくてホッとしました(笑)

早朝の気持ちいい空気の中で、全員で基本稽古。
前日に続き、クラス分け稽古。
各先生が趣向を凝らした稽古を行い外ならではの稽古が出来ました。

朝食の後は通常参加の人は最後の稽古です。
クラス稽古の後に全体スパーリング。最後の稽古とあって疲れていてもみんな積極的に行っていました。特に大澤選手や小林選手とスパーリングができるチャンスとあって胸を借りに行った人が嬉しそうにアドバイスを受けていました。

昼食大人メニュー

大人デビューの中学生

昼食子どもメニュー

子ども同士

昼食を終えて全稽古が終わった参加者はお楽しみのプールへ。
青空の下、稽古で熱くなった体をクールダウンするように気持ちよさそうにはしゃいでいました。

そんなことには目もくれず、一級、昇段を目指す人たちは最後の見極め。
田口支部長以下、分支部長の先生方を前に今合宿の成果を見せます。
緊張の中、持てる力を振り絞って技を出しました。

厳しくも楽しかった合宿の全日程が終了し、各々、何かしら持ち帰ることが出来ました。

来年もまた、たくさんの人が参加してよい合宿にしていきたいです。