上野毛道場初!全日本チャンピオン誕生!

先日(2017/08/19-20)、京都は島津アリーナで行われた「2017極真祭」で上野毛道場から出場した伊藤選手が激戦を制して見事優勝🏆
上野毛道場の初代、全日本チャンピオンに輝きました。

8月とはいえ記録的な長雨で冷夏の東京からの京都は猛烈な暑さでした。

初日は型の試合が行われました。
伊藤選手は組手と型の両方にエントリーです。組手だけや型だけに出場する選手が多い中、両方に出場するということはそれまでの稽古もそうですが、試合での集中力の持って行き方も大変だと思います。(当たり前のようにやっている伊藤選手は感じないかもしれませんが・・・)
片方だけしか稽古をしないというのではなく、バランスよく稽古をして型と組手を繋げていく・・・理想的な空手とのかかわり方です。

さて、その型の試合ですが、普段の稽古の中で課題だったバランスと技を極めるということがかなりできていてだいぶ良い型ができたと思います。
しかし、決勝まで一歩届かず、予選で敗退。
悔しい思いをしたと思いますが、気持ちを切り替えて翌日の組手の部に備えます。

そして二日目。
昨日の悔しさを見せずに今日の試合に集中しています。
三軒茶屋道場の選手と一緒にアップをしますが、良い感じで息を上げられました。

一回戦、身長、体重共に全く同じ
終始、積極的な攻めで効果的な突き、中段への蹴りから、上段前蹴りによる技あり二つで合わせ一本勝ち。

二回戦。
上段回し蹴りと上段前蹴りによる合わせ一本勝ち。

準決勝。
上段前蹴りの技ありを含む優勢勝ち。

決勝戦。
パワー、スピードのある実力者(2016年国際親善大会チャンピオン)に粘りに粘って、後半攻めるも本戦引き分け
延長戦、技をしっかり散らしてからの上段前蹴りによる技あり。最後まで攻め続け、優勢勝ち!
優勝

上野毛道場初の全日本チャンピオン誕生です。

極真祭(全日本青少年空手道選手権大会)、国際親善空手道選手権大会は全国から各地区でのトップの選手が一堂に会する2大大会です。
当然ですが、選手のみなさんはここを目標に日頃切磋琢磨しています。
その中で優勝した伊藤選手は素晴らしいですし、ここから更にレベルアップするように稽古を積んでいくことでしょう!

今回の優勝は本人の努力が実ったことでもありますし、ご両親の応援や、ともに稽古をしている仲間たちがいたからこそだと思います。

もし、道場の居心地が悪かったり、稽古ができる雰囲気がなければ難しかったと思います。
そういう意味では道場のみんなに感謝です。

そしてここから上野毛道場のみなさんがそれぞれの目標に向かって更にレベルアップして行って欲しいです。

みんなで楽しく頑張りましょう!

せたひがの先生方と出場した選手たち