2019金太郎杯(2019/03/31)

桜が咲き、花見にちょうど良い気候に見舞われた今日、小田原アリーナで金太郎杯が開催されました。
上野毛道場から午前の部に4名、午後の部に3名の合わせて7名の選手が出場しました。

午前の部、トップバッターは小学2年生軽量級の井出選手。
1回戦、持ち前のセンスある戦いで上段廻し蹴りで技ありを2度取り、合わせ一本勝ち。
幸先の良いスタートです。
続く2回戦も上段廻し蹴りによる技有りで優勢勝ち。
3回戦も廻し蹴りから後ろ廻し蹴りにつなげるなど多彩な技で判定勝ち。
準決勝、横蹴りのうまい選手を警戒して横に動きながら中に入るチャンスをうかがっていましたが、一瞬の隙に横蹴りをもらい技有りを取られてしまいました。
その後も果敢に攻めていきましたが時間切れ、残念。
第3位入賞でした。

小学女子低学年、住吉選手。
長い手足を活かしてリーチのある攻撃で積極的に攻めました。
最後に相手の前蹴りでバランスを崩して転倒。惜しくも敗退。

同じく小学女子低学年、井出選手。
積極的に前に出て技を仕掛ける攻めの組手で行きましたが、相手の圧力がやや上回り残念ながら敗退。

小学1年生重量級には坂田選手が出場。
1回戦、いつも自分より体の小さな相手との戦いでしたが1回戦では珍しく自分よりも大きな相手。
しかしパワーのある強い突きと下段で押し切り、判定勝ち。
準決勝、衰えぬパワーのある突きと下段、そして時折上段廻し蹴りに繋ぎ技を散らしながら常に圧力をかけ判定勝ち。
そして迎えた決勝戦、一発一発に気持ちを込めた重い攻撃で相手を圧倒。判定勝ち。
優勝!!

午後の部、最初は小学女子高学年、坂田選手。
強い突きと下段回し蹴りで攻めていきましたが、粘り強い相手にあと一つ攻めきれず惜敗。

中学生男子、坂田選手。
積極的に攻め、有効打を当てながらステップを使い粘りに粘った戦いでしたが、僅差で判定負け。本当に惜しい。

壮年軽量級、井口選手。
技の散らし方が巧く終始相手をコントロールして判定勝ち。
準決勝、前蹴りがうまく機能して相手を捕まえ自分の間合いに置きながらの攻防でしたが、本戦引き分け。延長戦でも同じように戦い、判定勝ち。
決勝戦、相変わらず技を振り分けながらうまく戦い本戦は引き分け。
延長戦では相手の上段廻し蹴りにバランスを崩すも前蹴りで相手にダメージを与え、あと一歩のところまで追い込みましたが攻めきれず判定負け。
優勝にあと一歩届かず、準優勝!!

今回、出場した選手、特に女の子たちはみんな自分で思っている以上に実力があることをもっと教えてあげたいです。
それぞれが自分ができる事を精一杯やって、課題を見つけられたと思います。
次はその課題とどう向かい合うかです。

みんなのチャレンジに大きな拍手を送りたいです。

今回大会を主催された西湘支部の福田支部長はじめ大会関係者の皆さま、対戦相手の皆さま、ありがとうございました。

引率の保護者の皆様お疲れ様でした。道場の仲間の応援に駆けつけてくれた伊藤選手、ありがとう!次は君の国際親善大会です。今日出場した選手も今度は応援に回る番です。そこに向けて道場のみんなで頑張っていきましょう!