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さよならと再会

狛江道場で2年間稽古をしてきた3兄弟がお父さんの転勤でロシアに行くということで恒例のさよならスパーリングを行いました。
2年前、一番下の子は年長さん。どんな時でも元気ハツラツ!キツイ稽古も元気な声でみんなを盛り上げてくれました。とってもかわいらしい女の子でみんなからよくかわいがられながらすっかりお姉さんになりました。

真ん中の男の子は3年生。活発な子ですぐにみんなを笑わすようになりましたが、スパーリングでは叩かれるのが嫌でいつも後ろに下がっていました。それがいつの間にか下がりながら技を合わせたり、チャンスには前に出て打ち合うこともできるようになりました。

一番上のお兄ちゃんは6年生。ちょっとしたことでもすぐに涙が出てしまう子でした。
仲良しの同級生が先に空手をやっていたのですが、いつもやられては慰めてもらっていました。

ただ、空手を始めたのが遅かったことを取り戻すかの如く熱心に稽古に通っていました。
ある時、一つの課題を与えて自分で稽古をするように指示を与え、その様子を他の稽古生を指導をしながら見ていましたが、自分では稽古が出来ず時間を弄ばしていました。
最後までそのままにして稽古が終わった後、本人に「今日どうだった?」と聞くと「うまくできなかった」と。「何がうまくできなかった?」「課題が出来るようにならなかった」「今日、課題に取り組むときにどんな心だったか?を考えてごらん。」ハッとした顔をして涙を流しながら「何をしていいかわからず違うことを考えていた。」「そうだよね。自分でやることを考えて時間を使うって難しいよね。ところでなんで泣いてるの?うまくできなかったから?」「いいえ、自分が稽古の時間を無駄にしたことが悔しくて・・・」この瞬間から取り組み方が「待つ」稽古から自分から課題を探して解決していく「自主的」な稽古にはっきりと変わりました。
そこからの彼はみるみる上達して泣き虫だったのがウソみたいに逞しくなりました。
その姿は他の子も認めるところでいつの間にかみんなをまとめるリーダー的な存在になっていました。

手紙とお酒も頂きました。

スパーリングの後には一人ずつみんなと言葉を交わしましたが、逆に励まされている子もいました。
最後に色紙のプレゼントがありましたが、これも彼の人柄でしょうか?一人の子が率先して何日も前からみんなから言葉をもらい作っていました。
空手の道場を通して技だけでなく尊い友情も育んでくれたことをうれしく思います。
2年の間ではありましたが、ものすごい成長の瞬間を見させてもらいありがとうと言いたいです。
スパシーバ!

とお別れの後、「先生久しぶりでーす!」と元気な声!
アメリカはロスアンゼルス在住の高校生が今年も夏休みで一時帰国。
お土産を持って稽古に参加してくれました。

ロシアとUSA東京の片隅でなんかすごいなぁと思った日でした。