お互いに礼(7/28)

昇級審査を受けるためのチェックリストの使い方を幼年クラス、少年クラスで行いました。
実際にチェックリストを使って技を進めていくと既にかなり技を覚えてきているのがわかります。頼もしい限りです。
3か月に1回(年に4回)昇級審査がありますが、それぞれ道場に来る頻度や習得の進度が違うため慌てて受ける必要もありませんが、のんびりし過ぎる必要もありません。しかるべき時に受審すればよいと思います。
少しずつ、確実に歩みを進めていきましょう!

少年クラスでは先輩と後輩がペアになって先輩が教えるというスタイルで稽古を行いました。
「先輩が後輩を教える。」当たり前のようですが、これがなかなかうまくいかない。
上手に教える子もいれば、なかなか相手に伝わらないことにイライラしてしまったり、教えようと思ったら自分もよくわからなかったりといろんなことが起こります。
そこで、先輩はうまく伝えるためにはどうしたらいいのか?言葉や態度だったり普段の稽古で自分がもっと身につけなくてはいけないことだったりを学びます。
教わる側も先輩が言っていることを理解するためにしっかり話を聞いたり注意深く先輩の動きを見たり話を聞く態度など教わり方を学びます。


お互いに学びの場がある。だから「お互いに礼!」なのです。
教える側(先輩)が自分の経験や帯の色などで優位に立つのではなく教わる側(後輩)からも学ぶことがあるという謙虚な心が必要です。
教わる側も一生懸命覚えようという真摯の心が必要です。
それが感謝の心になり「押忍!ありがとうございます。」なのです。

今週末は城西世田谷東支部の合宿のため道場はお休みになりますのでよろしくお願いします。