少年部昇級審査会(2017/12/14)

少年部、昇級審査会。
白帯から緑帯までの子がそれぞれの目標に頑張りました。
今まで稽古で集中できなかった子が話を聞けるようになったり、中々上達しなかった子が稽古後にコツコツと練習をしたりして実力アップした子が多かったせいか、とてもレベルの高い審査会になりました。
特に幼年クラスしか出ていない子にとって少年部のお兄さんやお姉さんの技を見るのは初めてなのでとても良い経験だったと思います。
今回は全日本チャンピオンの伊藤選手も審査を受けたので彼女の動きを見たことで刺激を受けてくれればと思います。
当たり前のことと言えばそれまでですが、移動稽古や型を一つやるたびに彼女は息が上がります。一つ一つの動作を全力でやっているからこそだからですが、簡単な事のようですが、全力を出すことがいかに難しいことかを見ていた子たちにはわかって欲しいです。

最後に見学していただいた保護者のみなさんにもお話しましたが、審査はその子がこれまで積み上げた稽古が受審級に応じたレベルに達した時に受審しますが、その頻度(ペース)はそれぞれです。道場に毎日来る子もいれば週に1回の子やそれ以下の頻度の子もいます。昇級審査は年に4回ありますが、毎回受けられるわけではありません。年に1~2回受けるのが平均的ですし、場合によっては1~2年の間、審査を受けない子もいます。空手の道場は他の習い事と違い、何かができたから次の級という様なものではないのです。
その級、学年に応じた集中力・忍耐力・自主性・自立心がないといけません。
ですから受審を許可するにあたり、技ができる事はもちろんですが、上記の4つの要素をしっかりと磨くことが大切です。
そういったことをトータルで見極めた結果として受審許可をしますので慌てずにじっくりと長い目で見ていただけると助かります。
そして空手が楽しく感じ、一生涯空手をやり続けて欲しいです。

また次の目標に向かって精進してください。

すっかり写真を撮るのを忘れていましたので過去の画像をアップします。