2018秋季支部内交流試合(2018/11/18)

さわやかな秋晴れの中、支部内交流試合が開催されました。
上野毛道場からは今回はデビュー戦の選手二人を含む、12名が出場しました。

午前の部、トップバッターは琉晟選手。
開始早々、積極的に仕掛けていき強い攻撃で圧倒しながら上段廻し蹴りで技有り。そのままの勢いで同じく上段廻し蹴りで技有りの合わせ一本勝ち。幸先の良いスタートでした。
二回戦でもその勢いのまままたしても上段廻し蹴りによる技有り二つで合わせ一本勝ち。
三回戦でも勢いは止まりません。またもや上段廻し蹴りによる技有り二つで合わせ一本勝ち。
準決勝、相手も大柄な選手で激しい打ち合いを制して判定勝ち。
決勝戦、始めから積極的に攻めて終始、攻撃をし続けて判定勝ち。
優勝!
良いコンビネーションがたくさん出ていたのでこれから種類を増やしていきたいです。

汐理選手。
力の強い選手に苦戦しながらも、的確な内股や突きを出し応戦しましたが、相手に押し切られてしまいました。
前向きな気持ちを感じます。正確な技を出そうとしているのでこれからも丁寧に技を覚えていきたいです。

悠太選手。
一回戦はシードで二回戦からの出場。序盤から軽やかなステップワークで突きと蹴りをうまく組み合わせて上段前蹴りによる技有り。さらに追い打ちをかけて上段廻し蹴りで技有りを取り合わせ一本勝ち。
三回戦、巧みにステップを使いながら上段前蹴りを良いタイミングで二度当て合わせ一本勝ち。
準決勝、相手の攻撃をステップでかわしながら正確な技をしっかりと当てて判定勝ち。
決勝戦、常に動いて相手に的を絞らせず且つ、プレッシャーを掛けながら一進一退の攻防の中、一瞬の隙に上段廻し蹴りで技有りを取られてしまいました。取り返すべくさらに攻撃を仕掛けますが、時間切れ。準優勝でした。
フットワークがうまく、相手の技の見切りもうまいので受即攻になるように動きを高めていきたいです。

陽介選手。
試合直前に体調が崩れて試合棄権も考えましたが、本人の意思で出場。
そんな中、健闘しましたがやはり、本来の動きが出来ず、残念ながら判定負け。
今回は体調不良のため本来の動きが出来ませんでしたが、稽古では自分なりに工夫した動きをたくさん試していたので次の試合でその動きを試してもらいたいです。

伸虎選手
デビュー戦にもかかわらず、落ち着いた試合運びで的確に技を当てていき、良い組手が出来ていましたが、押し切られて惜敗でした。
今回はデビュー戦ということで相手選手との経験値の差だったと思います。
間合いの操作や技を当てる勘が鋭いので経験値を増やしていきたいです。

悠人選手。
年中さんながら小学生とも一緒に稽古をして本日デビュー。
稽古通り、強い技をしっかり出して最後まで戦い抜きましたが一歩及ばず惜敗。
しかしその戦いぶりは稽古でしてきたことをしっかりと出して最後まで強い気持ちで戦えました。その結果、「せたひが賞」を受賞しました。
強い技が持ち味なのでそこを活かして技の種類を増やしていきたいです。

久瑠美選手。
上段蹴りの攻防が続き、得意の上段横蹴りを決めようと果敢に技を出していましたが、相手の力が勝り残念ながら負けてしまいました。
上段のタイミングの合わせ方がうまいのでチャンスを増やすために突きもしっかりと突けるようにしたいです。

咲恵香選手。
本戦で開始早々、前蹴りで技有りを取られましたが、あきらめずに攻め続けた結果、上段廻し蹴りで技有りを取り返して引き分けに持って行きました。
延長戦ではさらに突きもしっかり打ち込みながら上段廻し蹴りで技有りを取り優勢勝ち、見事優勝しました。
しっかりとした技を持っているので攻撃力をつけることと技の種類を増やしたいです。

午後の部は昊太郎選手から。
一回戦、開始早々の上段横蹴りで技有り。続けて上段前蹴りでの技ありで合わせ一本勝ち。
二回戦、同じく上段横蹴りによる技有りで優勢勝ち。
準決勝、苦手だった突きの攻防もしっかりと打ち合い、そこからチャンスを見出し上段横蹴りで技有りを取っての優勢勝ち。
決勝戦、勢いのある選手に苦戦して上段への蹴りを狙ってみるもののうまく当たらず準優勝。
今回、苦手な打ち合いをしっかりと出来たことが大きな収穫です。元々、上段への蹴りを当てるのはうまいので突きとともにこれから攻撃力アップをしていきたいです。

絢瑚選手。
一回戦、動き回る選手を捕まようとどんどん攻めながら前に出ていきますが捉えきれず、判定負け。
攻撃力があり気持ちの強い選手なので的確な技を身に付けていきたいです。

想空選手。
準決勝、当たりの強い選手と激しい攻防の末、ラスト0.1秒で上段廻し蹴りで技有りを取り優勢勝ち。
決勝戦、序盤からしっかりとした突きと中段廻し蹴りで前へ前へと攻め続け判定勝ち。
優勝!
元々自力のある選手なので自分の殻を破ったと思います。
技の種類を増やし、技の組み立てを覚えていきたいです。

大馳選手。
決勝戦、体格が一回り大きな選手との激しい攻防の中、上段横蹴りによる技有り。
続けて強い中段突きで一本勝ち。
優勝!
少しずつですが稽古の成果が表れ、攻撃力がアップしています。
体が小さいのでさらに攻撃力をつけることと間合いの操作の仕方を覚えていきたいです。

みんな本当によく頑張りました。
何より、稽古も試合も楽しんで取り組んでくれているのがとても嬉しいです。
また、大人が面倒を見ずとも子ども同士が協力し合い、励まし合いながら参加してくれたことも嬉しいです。道場でもそうですが、このような場所でなお一層、上野毛道場の仲間としての絆も深くなったことと思います。
勝った選手も負けた選手もまた明日から「空手って楽しいな」と思ってもらいながら稽古をして欲しいです。

保護者の方や応援に駆けつけてくれた道場の仲間たち、ありがとうございました。
運営の手伝いをして頂いた二人にも感謝します。

これからも何にでもチャレンジしていきましょう!