二人のチャンピオンがやってきた!少年部編(2019/06/30)

みんなが待ちに待った二人のチャンピオンが上野毛道場に来てくれました。
2019年4月に行われた第36回全日本ウェイト制空手道選手大会の優勝者、大澤佳心選手と2019世界女子ウェイト制空手道選手権大会で日本人初の中量級優勝者、永吉美優選手の両名です。大澤佳心選手は2年前に行われた第6回世界ウェイト制空手道選手権大会でも優勝しています。

二人は来る11月に武蔵野の森総合スポーツプラザにて行われる体重無差別で世界最高峰の大会、第12回全世界空手道選手権と2019世界女子空手道選手権大会にで日本を代表して出場します。

そんな二人がやってくるということでみんな楽しみにしていました。
さて当日、二年前に来てくれた佳心選手は馴染みの子もいるので初めからリラックスしていましたが美優選手は試合の時みたいに緊張していました。

子どもたちもどんなことが始まるのか興味と緊張でいっぱいでした。
佳心選手がみんなの緊張をほぐすために美優選手にアドバイスをしてウォーミングアップから始まりました。

緊張が取れてから基本稽古を行いましたがそこで佳心選手から「基本稽古を行うときはいつも組手を意識して相手をイメージしなくてはいけない。相手のどこを狙っているのかよく考えて」と的確なアドバイスが。
みんなの動きが変わります。

基本稽古の後はフィジカルアップの稽古。
チーム対抗でゲームの要素を取り入れながら楽しく行いながらも確実にスピード、瞬発力、スタミナの強化になります。ここでも佳心選手から「なぜ自分のチームが負けたのか?どうしたら次に勝てるのか?ただやるのではなくやりながら良かったところや改善するところを見つけるようにすることが大切。試合でも勝った負けただけでなく<なぜ?>ということをたくさん考えるとレベルアップする。」とアドバイス。

いよいよスパーリングです。
世界チャンピオンの美優選手が入って全員とスパーリングを行いました。
みんな美優選手に果敢に攻めてたくさんのことを学びました。
口々に「美優先輩すごい!!めっちゃ強い!!」と驚いていました。

極真祭に出場する選手は元立ち稽古で二人からアドバイスを受けていました。

最後は正拳中段突きで締めてから、二人への質問タイム。
いろんな質問が出ましたが、どの質問にも真剣に答えてくれて子どもたちも良く聞いていました。
きっといろんなヒントを得ることができたでしょう。

稽古が終わって子どもたちからプレゼント。

サイン大会には想像以上にみんな色紙をもってきていて長蛇の列に二人のチャンピオンは嬉しそうでした。
みんなとても良い経験ができました。
一般部編へ続く