少年部に続いては一般部です。
予想以上のサイン攻めと子どもたちはみんな佳心選手、美優選手の二人と話がしたくていつまでも帰らずにいたので二人はほとんど休憩も取れず、一般部の稽古が始まりましたが、疲れも見せずに明るい笑顔で稽古をつけてくれるのはさすがです。
一般部では、軽く準備体操から基本稽古を先ず行いました。
軽く休憩を取った後はチャンピオンによる貴重なテクニカルセミナー。
実際に試合で使った足掛けの技を基本のやり方から数種のバリエーションを指導してもらいました。
佳心選手と美優選手の二人に 豪華なデモンストレーションを見せてもらうという体験に参加した皆さんはものすごく熱心に佳心選手の説明を聞いていました。
実践編では二人ペアになって行いましたが、その間を二人はアドバイスや模範を見せながら回ってくれて、皆さん理解がとても深まりました。
一通り、練習をした後はいよいよスパーリングです。
先ほど少年部でスパーリングをしてくれた美優選手に佳心選手も加わって全員と手合わせしました。
先ほど教わった足掛けをさっそく試してみる人も多く見受けられ、そこここで技が決まっていました。
佳心選手と組んだ時に果敢に足掛けをかけようとしていた人もいましたが、さすがは佳心選手、みんな返り討ち?にして逆に足掛けで倒していきます。
皆さん口々に「スゴイ!うまい!」を連発していますが、私から見て何よりも巧いと思うのはしっかりと手加減しているのに皆さんの良いところを一杯引き出して場面場面ではきっちりと技を決めて、時には足掛けで倒して、でもダメージを与えない。という理想的な組手をしているところです。世界大会に出場する日本代表レベルの凄さですね。
美優選手も男性を相手でもものともせず、しっかりと技を決めていく。本当に素晴らしい選手です。
・・・しかも考えてみれば少年部から合わせて延べ40人位と連続でスパーリングをやっている計算です。それでも冷静さを失わないスタミナとメンタルはスゴイの一言ですね。
スパーリングの後は大会が近い壮年の選手はミットで息上げ、ほかの人はミットの打ち込み稽古を行いました。
皆さんスパーリングの後にもかかわらず、力を出し切るように頑張っていました。
そして、稽古の後は二子玉川のビストロで両選手を囲んでの親睦会。
和やかな雰囲気の中、めったに聞くことのできないチャンピオンの生の声に皆さん大盛り上がりでした。
次は11月、武蔵野の森総合スポーツプラザで開催される世界大会にみんなで応援に行きます。
盛り上がること必至の世界大会を会場で観戦しましょう！！
