上野毛道場生初の昇段審査(2019/12/1)

令和元年もそろそろ終わろうとしている今日、上野毛道場生として初の昇段審査へのチャレンジが行われました。
彼は元々は三軒茶屋道場で稽古をしていましたが、上野毛道場ができるとともに自宅が近いこともあり上野毛道場に移籍しました。
三軒茶屋道場を合わせると22年の修行年数になります。
壮年既定の昇段審査は体力審査は事前に行い、当日は筆記審査をクリアしてから実技に入ります。

基本稽古を全力で行った後、移動稽古を何往復も行い型を始めるころにはかなり疲労しています。
そして次は型です。立ち方から運足、手技、足技まで細かくチェックしていきます。疲労の中で雑になりがちなところをしっかりと意識しながら行えてこそが本当の技になります。
日頃からそのような場面でもできるように稽古が出来ているかチェックします。

そして最後は連続スパーリングです。
極真会館も創設されてから半世紀以上たった現在、以前のような若者ばかりでがむしゃらに組手をやっていた時とは違い、これからの壮年の組手とはどのようなものを目指していくべきなのでしょうか?
当然、若い世代の人も本質的には同じですが、やはりがむしゃらに打ち合う組手より相手と調和する組手であるべきではないでしょうか?
自分は強引な技を仕掛けるのではなく、相手の技をまともに受けずに受け流したり技を合わせたり、相手を引き出したりしながら相手に調和しつつ自分が主導権をつかむような組手。松井館長が仰っているように格調の高い組手を目指して稽古をするのが理想だと思います。

壮年だからこそ普段の生活に支障のない範囲で稽古をしなければいけません。
そして空手が普段の生活に活力を与え豊かな人生を送れるようにしていくことが良い稽古ですね。
基本、移動、型がなければ空手ではありません。
「地に沿った基本」「理に適った型」「華麗なる組手」を今一度考えてそこに近づくようにこれからまた足元を見つめなおして地道な稽古を続けていきたいです。

昇段審査の前には一般昇級審査も行われました。
上野毛道場からも何人かの道場生が受審しました。審査を終えた道場生はそのまま昇段審査の応援をしてくれました。
こういった仲間ができるのも一生懸命に空手に取り組んでいたからだと思います。
今年もあとわずかですが、元気よく稽古をしましょう!