永吉美優選手、女子世界大会優勝祝賀会(2020/10/14)

昨年(2019年)の行われた世界女子空手道選手権大会で日本人女子として初めて無差別級の世界王者に輝いた永吉美優選手(当支部所属)の優勝祝賀会が行われました。
本来ならば5月に開催予定だった祝賀会もコロナ過において延期せざるを得ず、この時期まで伸びてしまいましたが、感染防止対策をホテル側とも入念に行い、参加者の協力もあって無事に行うことができました。

開場には松井館長をはじめ多くの師範、支部長にご参加頂き、女子の試合と同日に行われた第12回世界空手道選手権大会の優勝者、上田幹雄選手や同大会に出場した男女の日本代表選手も駆けつけてくれました。

松井館長、山田師範ほか祝辞を頂いた方々すべての人が共通して今回の大会で女子の試合の価値が飛躍的に上がった、女子の組手が大きく変わるターニングポイントになった。決勝戦での佐藤七海選手(東京城西国分寺支部所属)との戦いは極真史に残る名勝負であった。とお話しされていました。それくらい美優選手の組手は素晴らしかったと思います。

幼いころからまだ若い彼女の人生のほとんどの時間を空手に注ぎ込み、思春期を迎えて簡単な言葉では表せない程のいろいろな葛藤を乗り越えて、本当によくやってくれたと思います。

今回、お仕事の都合で出席が叶わなかった当支部所属の長嶋一茂さんからもお祝いのビデオメッセージを頂きました。本当は出席予定で本人も楽しみだと稽古の時に話していたのですがとても残念がっていました。

美優選手の幼いころの試合から今回の世界チャンピオンになるまでの軌跡をビデオ上映したあと、松井館長からビッグなサプライズがありました。

初めの祝辞の中でも世界大会で男子と女子のトロフィーの大きさが違うことに疑問があり、同じ大きさでなければいけないのではないかということを話されていましたが、なんと松井館長ご自身が第18回全日本全日本空手道選手権大会で優勝されたときの大きなトロフィーを美優にプレゼントされました。
これには美優選手本人もですが、会場にいた方たちが大いに驚きました。

その後、ずっと支えてくださったご両親に対し、感謝の言葉とともに花束を贈りましたが、ご両親にとってこれほど嬉しいことはなかったのではないでしょうか?

本当に参加したこちらも嬉しくなる、和やかで温かいとても良い祝賀会となりました。

本当に大きな大きなトロフィーでした。
久しぶりに佳心選手とも会いました。