第13回支部内型交流試合(2021/03/28)

コロナ過の中、試合などの活動ができずにいましたが、皆さんの感染防止に対する理解とご協力の下、1年ぶりに試合が行われました。

今大会は密を避けるために選手一人に付き添い1名、また試合を3部に分けて行いました。

第1部は太極Ⅱクラス。上野毛道場からは11名の選手が出場です。ほぼ全員が初出場でしたが、みんな稽古の成果をしっかり出せて素晴らしい型ができました。

試合出場を決めたときにはまだ型を完全に覚えていない子もいましたが、しっかりと覚えて堂々と行えました。会場でも話しましたが、みんな道場稽古以上の成果が出ていたと思います。本当に素晴らしい!!

初戦で負けてしまった選手もいましたが、これはトーナメントの宿命。堂々と胸を張れる内容でした。準々決勝で上野毛道場の選手同士で当たったのは本当に惜しい。決勝戦で戦って欲しかったですがこれもトーナメントなので仕方がありません。

結果、準優勝、第3位、第4位に各1名が入賞しました。

第2部は大極Ⅲクラス。ここには2名の選手が出場。稽古でかなりレベルアップしていただけに楽しみにしていましたが、とても力強くそして正確な技で勝ち上がっていき、一人は第3位、一人は準優勝でした。

第3部は中上級クラス。平安Ⅲのクラスに1名が出場しました。

たった一人でも堂々としていました。

道場から1名ということで心細さもあったと思いますが、サポートの先輩がそばについてくれたおかげで元気が出ました。ちょっと前まではお母さんがいないと稽古もできず、すぐに泣いてしまっていた子がたった一人で本当に堂々とたくさんの人が見ている前で型を行っていたのに感動しました。

試合に出ようと思った時も自信がなく、どうしようかと思っていた子が勇気を振り絞って出場を決めて、人一倍稽古をしました。
結果、素晴らしい型を行って見事優勝しました。

今回も上野毛道場から大会のお手伝いをしてくれた先輩がいたからこそ選手は安心して試合ができたと思います。
集合してから準備運動、型の練習、試合進行のサポートなど素晴らしい働きをしてくれました。

先輩の話を真剣に聞いています。

今日出場した選手は結果にとらわれることなく、今日の方の良かったところと次に工夫するところも見つけて欲しいと同時にこのような先輩がいることを誇りに思い、いづれはそういう風になって欲しいと思います。

今までとは違う大会の運営でしたが皆さんのご理解とご協力で無事に終えることができました。
明日からまた稽古を行っていきますが、今回出場した選手はもちろんそこから周りの道場生に与える影響を考えるとワクワクしかありません。
皆で次に向かっていきましょう!