極真祭を振り返って(2018/08/23)

もう何年もこの時期に京都に行っていますが、京都とは思えない涼しく爽やかな気候は初めてでした。
年に一度の極真祭(全国大会)、上野毛道場から去年、組手の部で全日本チャンピオンに輝いた伊藤選手が出場しましたが結果は第3位でした。
応援ありがとうございました。
さて、試合を振り返って
まずは型試合の部。
相変わらず安定して綺麗な動きでしたが課題である力強さをもう一つ発揮できませんでした。
この力強さを出すことは口では簡単に言えます。力強さだけを出そうと思えばそれなりにできると思うのですが、正確さを崩さずに力強く行うのはかなり難しいことです。更にそれにキレやキメをつけていかなくてはレベルの高いところには行けません。
体幹から体作りを行い、何度も反復して型の稽古を行っていくことが大切です。そして組手の部。
アップ自体はいい感じで汗をかいて動きも悪くありませんでした。
初戦からディフェンディングチャンピオンということでやや緊張していたでしょうか?良い構えで相手にプレッシャーをかけているものの少し硬い動きで延長にもつれましたが、後半、上段横蹴りによる技有りを含む優勢勝ちで準決勝へ。
準決勝ではうまく技が繋がらず、またしても延長戦へ。今回試合間隔が短く、初戦に続き2度目の延長でスタミナを消耗していて判定負け。
一発の威力は付いてきているだけにコンビネーションが繋がるようになるといいと思います。そのためにもスタミナをつけることが課題になるのでこれからも強化していきたいです。
今回第3位でしたが、型も組手も同じように取り組み、連続で挑戦をし続けて入賞したということは素晴らしいことです。
これからの伊藤選手のさらなる進化、活躍を楽しみにしています。
次は全関西大会にチャレンジします。こちらの応援もよろしくお願いします。

まだ、試合に出場したことの無い人はまず支部内交流試合から。そして支部内交流試合までしか出場したことの無い人も「継続して続ける」また「チャレンジするという気持ちを持ち続ける」限り、さらに大きなステージへ、そして極真祭や国際親善大会へ出場し入賞、優勝することは決して夢ではありません。
試合は勝ったり負けたりですが、試合を通して経験したことは何物にも代えがたい貴重な人生の糧となります。
小さなことからチャレンジして一つ一つステップアップしていきましょう!

みんなで色んなことにチャレンジするのが楽しみです。