第10回金太郎杯(2020/02/24)

第10回金太郎杯に上野毛道場から2名の選手が出場しました。
一番手は大馳選手。小柄ながらもステップワークが早くまた気持ちも強い選手です。
試合開始早々から積極的に攻めていき、常に先手を取っていきます。
膝蹴りがうまくヒットし相手が返そうとしてもステップで交わしていきます。
上段への攻撃ももう少しでヒットするような場面も多数ありました。
ヒット数は多いのですが、相手も粘って本戦は1対1の引き分け。
延長戦に入っても同じような展開でしたが決め手がなく、副審は同じく1対1の引き分け。主審には前に出てくる相手にスッテプを使っていますが下がる印象を与えてしまったか、相手を支持し1対2で惜敗。
今回の試合の経験は大馳選手の中で収穫が多かったと思います。

続く陽介選手。一回戦は不戦勝で二回戦から。
落ち着いて相手の攻撃をかわしながら足を使って動きながらの攻撃。
課題だった上段への攻撃への反応もしっかりできていました。
お互い一歩も引かずに攻防をしましたが、相手のスピードと有効打がやや多かったか惜敗。
試合のたびに組手を分析し稽古に活かしてきているので試合ごとに進化している陽介選手。今回の試合でもつかんだものがあると思います。

二人とも空手が好きでチャレンジする心が強いのでどんどん進化していくことでしょう。
次の試合がまた楽しみです。

富士山がとてもきれいでした