2019上野毛サマーフェスティバル(2019/08/03)

今年も猛暑の中、上野毛サマーフェスティバルが開催されました。
当日はお昼過ぎから集合して演武の練習を行いました。
初めに大体の流れを確認しながら演目を決めて各自の役割分担を行い、その後は中学生が中心となって個別の練習。

今いる中学生たちにはすっかり任せられるようになってくれたので安心して会場ステージの確認と主催者との打ち合わせに行くことが出来ました。
道場に戻るとみんな先ほどとは違うくらいレベルアップしています。
最後に通し稽古を行っていざ本番へ。

ステージ裏に集まり、最初に困ったことが足元の暑さです。
裸足で演武を行うのですが、アスファルトが想像以上に厚くなっていたので急遽、主催者の方がカーペットをもってきてくれてその上で待機。

いよいよ出番です。
元気よくステージに駆け上がり、みんなで大きな気合とともに正拳中段突きから。数種類の基本稽古を披露させていただくと会場からは大きな拍手が沸き起こり良い反応をいただきました。

基本稽古に続き、移動稽古、そして今回は約束組手も披露させていただきました。
4歳の子とそのお父さんによるミットの演武はとても微笑ましく会場から「可愛いぃ~!」と声が上がっていました。
迫力のあるミット蹴りを行った後は型試合に出場する子どもたちの型を披露し、続いて板割り。そして中学3年生の平安Ⅴの中で後ろ廻し蹴りによる板割り、極真祭チャンピオンによる征遠鎮の型と次々と行いました。

今回のフェスティバルのテーマ「新しいスポーツを体験しよう」ということで空手も多くの人に体験してもらいたくステージに希望者を募りましたが、大人から子どもまで予想以上に多くの人が興味を持って体験に来ていただけたのが本当に嬉しかったです。

体験の人にはミットで廻し蹴りと突きを行ってもらいましたが、とても上手にできていたので突きから蹴りのコンビネーションも行ってもらいました。

そして最後には演武者と体験してくれた方と全員一緒に大きな気合で正拳中段突きで終わりました。
とても盛り上がることが出来ました。

さて、空手の演武と並行して行われていたのが恒例の綱引き大会です。
上野毛道場は一昨年、初参加でそれまでの最強チームを破って優勝しており去年は残念ながら夏合宿と日程が重なったため出場できませんでしたが、今年2度目の参加です。

今回も三軒茶屋道場から橋本先生率いる助っ人軍団に上野毛道場生と少年部のお父さんが参戦してくれました。
1回戦、準決勝と順調に勝ち上がり、決勝戦は2年前に決勝で戦った最強チームのドルフィンズです。このチームは去年の優勝チームであり、上野毛道場が参戦するまでは最強の名を欲しいままにしていたチームです。

決勝戦は3本勝負で行われましたが、1本目は相手チームのスタートダッシュに追い付けず負け。まずい展開と思いましたが2本目は上野毛道場チームが勝利。
運命の3本目はドルフィンズが始め勝ってあともう少しというところまで追い込まれましたがこらえて巻き返しそのままお互いの意地がぶつかり合い、異例の引き分け。特別に4本目が行われ極真の意地を見せて勝利!
相手チームはかなりの強豪で本当に僅差でしたが優勝することが出来ました。
お陰様で 上野毛道場は無敗を守り抜きましたが、来年がまた厳しい戦いになりそうです。
対戦して頂いたドルフィンズのみなさんはじめ綱引き大会に参加したチームの皆さんありがとうございました。

今回も無事にサマーフェスティバルが終わりました。
実行委員の皆さま、関係各位の方々、ありがとうございました。

また、演武の参加者、保護者、綱引きの参加選手の皆さん、ありがとうございました。また、楽しく盛り上がっていきましょう!