令和元年最後の試合(2019/12/15)

令和元年の最後の試合は支部内交流試合でした。
午前、午後合わせて7名の選手が出場しました。
上野毛道場では私から「絶対に試合に出なさい」ということは一切言いません。しかし、「試合にはチャレンジした方がいい」「チャレンジすることで学ぶことはたくさんある」「チャレンジしてみようかな」と思えるような稽古をしようと話しています。
何事もキッカケは外部からあったとしてもチャレンジは内発する力でなければいけないと考えるからです。
ですからまだまだ出場人数は少ないですが、それでも「やってみよう」と自分で思った選手たちの挑戦なのでとても尊いことだと思っています。
今回のチャレンジは結果だけで言うとみんな一回戦二回戦で負けてしまい、一人だけ初出場で4位になりました。
入賞した子はもちろんですが、ほかの子もみんな素晴らしい試合を行い、 本当に成長を感じられた大会でした。

試合で入賞することも大事ですが、それよりも一生懸命に稽古をして、それを試合で出すことが大切だと考えます。相手がどうであろうと自分で技を考えてできることを最後まであきらめないで行うということが大切だと思います。
そういう意味でみんな素晴らしい試合をしたと思いますし本当に僅差の試合だったと思います。

試合にの後「すごい悔しい」と言っていましたが、それだけ自分に正直に最後まであきらめずに試合を行った結果です。
その気持ちがあるなら稽古をただただ、やるだけです。

これからがまた楽しくなってきました。

先日の世界大会に出場した日本代表メンバーが準備体操を行ってくれました。
また、試合後は各道場の出場選手たちと一緒に記念撮影をしてくれました。

世界大会の応援、ありがとうございました。
以下は代表選手たちからのお礼のオフショットです(笑)

高木信選手。来年のウェイト制からまたチャレンジします。
そして狙うは世界ウェイト制大会。彼なら必ずやってくれることでしょう。
大澤佳心選手。世界中量級王者、全日本軽重量級王者と輝かしい実績を残して今大会で惜しまれながら引退しましたが、これからはみんなの応援をしてくれます。
永吉美優選手。極真祭、国際大会をはじめ全日本女子の大会などで数々の優勝を手にして今回、日本人女子として初の世界チャンピオンに輝きました。これからは後輩を育成するために頑張っていきます。