2016夏季合宿

今年も恒例の夏季合宿が行われました。


城西世田谷東支部の7道場合同で総勢120名を超える合宿になりました。

田口支部長の合宿開所挨拶から始まり昼食後、稽古が始まりました。

今回の目玉は第11回世界大会の日本代表、昭島道場所属の大澤佳心選手の最先端ステップワークセミナーでした。

世界大会で実際に使ったステップを詳しく解説してくれました。
非常に分かりやすい説明で参加者もかなり上達していました。

そのあとは参加者それぞれが自分に合ったコースを選択してのコース別稽古。
自分は例年と同じく一級・昇段審査に向けたコースを担当しました。
もう何度目かの参加者もいてかなりレベルアップしていました。
継続して参加することによって技術もそうですが意識がものすごく上がっていてかなり充実した稽古ができたと思います。
最後は全体スパーリングで、普段とを合わせることのない他の道場の人と思う存分交流しました。

夜は夕食の後、大澤佳心選手の講話があり、去年行われた第11回世界大会の試合での心境や裏話、試合までの稽古のことが話され、また質疑応答のコーナーでは積極的に質問する人が多く時に真剣に、時に笑いありでとても心に響いたのではないでしょうか?
講話の後は親睦会。皆で乾杯した後は楽しく語らいました。
子どもたちはこの時間、みんなで花火へ。
みんな大はしゃぎでした。

二日目は5時に起床で6時から早朝稽古を行いました。
まだ、6時だというのに日差しは強く蝉時雨の中、すがすがしい汗を流しました。

朝食の後は合宿最後の稽古。ここでも自分で選択したコースでの稽古のあと、全体でスパーリング。
はじめは大澤佳心選手、小林龍太選手、荒木銀二選手、佐野忠輝選手による模範スパーリングでした。
現役の選手の激しい攻防に、皆息をのんでいたようです。
上級者同士の攻防は単に技を出し合っているだけではなく、常に相手と駆け引きをしながらいかに効果的に自分の技を相手に伝えるか?まるで将棋やチェスのような頭脳戦でとても見応えがありました。
さて、そのあとは希望者が黒帯に胸を借りて掛かるスパーリングで先輩のすごさを身をもって体験しました。
積極的にかかっていった人は言葉だけでなく肌で感じたことも多かったのではないでしょうか?

昼食後は一級・昇段審査の人たちは成果を確認する見極めコースに参加。
それ以外の人たちは温泉に入ったり、プールで遊んだりと思い思いの時間を過ごしていました。

今回の合宿には上野毛道場からは2名の参加者でしたが二人とも充実した時を過ごしたようです。
来年は上野毛道場からももっとたくさんの参加者が行くようになると嬉しいです。

城西世田谷東の合宿のモットーは「稽古は厳しく!それ以外は楽しく!!」です。
是非皆さん、来年は楽しみましょう!

2016年7月30日~31日 静岡県沼津市のニューウェルサンピア沼津にて。